理美容師にとって命と言っても過言ではないのが『ハサミ』です
『ハサミ』はすごく大切な道具です。
皆様も日頃ハサミを使う機会があると思いますが、プロ用ハサミはちょっと違います。
理容業界ではなんと、一丁、ウン百万もするハサミが実在します。
一丁ですよ、、、一丁。
軽自動車買えますね。
ハサミの歴史は古く江戸時代前から使われています、
中世ヨーロッパではなんと外科医が理容師も兼任していました、その名残として
床屋さんのサインポールは、青、赤、白なんです。
青は(静脈)赤は(動脈)白は(包帯)といった具合にお医者さんであることを
宣伝していました。
今では到底考えられませんが、二つ共通しているのがあります
一つ目は実際には着ていませんが、白衣を着用して作業しなくてはいけないこと。
二つ目は子供が嫌がり泣くこと。。。。?(なぜですかねー?)
ハサミは日本で昔は刀鍛冶が作っていました、日本刀と同じ工程で出来上がっていきます
その脈々と受け継がれてきた伝統は、誇らしいことに、世界一の評価が付いています
しかし残念なことに、一丁一丁職人さんの手作りというのはだんだん少なくなってきており
その代わり、機械工程による大量生産のハサミが多くなっています。
ただ本当によく切れるハサミは指を刃に置き軽く力をかけるだけで切れてしまいます。
そういうハサミはきっと職人さんの手作りでしか再現できないヒューマンパワー
何でしょうね。
我々もたかが道具と思わずに職人さんの魂が込められた一品を大切に使用してこそ
一流何でしょうね。